草野球の話

軟式野球で硬式用グローブを使うのはアリなのか?

こんばんは、きじわかです。

今回は「軟式野球で硬式用グローブを使うのはアリなのか?」というお題で書いていきたいと思います!

「硬式グローブに憧れるけど、軟球で使って問題ないのかな……」という疑問を持つ方もいらっしゃると思うので、参考になれば嬉しいです。

結論:こだわりがないならば、オススメしない

結論から言えば「軟式野球で硬式用グローブを使うのはオススメしない」ということになります。

これまで数年間、草野球(軟式野球)で「硬式用グローブ」「軟式用グローブ」を両方使ってきましたが、「よっぽどのこだわりがあれば別だが、そうでないならば軟式野球には軟球用のグローブがベストである」と感じております。

以下で理由を見ていきましょう。なお、硬式をやるならば、もちろん硬式用がいいと思います。あくまで「軟式野球をするなら」と言う前提ですので、ご了承いただければ幸いです。

硬式用グローブを勧めない理由①:単純に高い

硬式用グローブと軟式用グローブを比べると、1番の違いは「価格」ですね。もちろん、硬式用グローブの方が高いです。

たとえば、同じ「ミズノプロ」のグローブで見比べると、このくらい変わります。

  • 硬式用ミズノプロ(外野用):52000円(税別)
  • 軟式用ミズノプロ(外野用):30000円(税別)

ミズノ公式サイトより引用
ミズノ公式サイトより引用

2万円の差は大きいですよね。他のメーカーやモデルを比べても、やはり全体的に硬式用は高いです。

2万あったら、普通に新しいチームに入ってユニフォーム一式揃えたりできますし、良いスパイクを買うこともできます。こだわりがないと、出しづらい金額差かな、と個人的には思います。

硬式用グローブを勧めない理由②:重い

自分の場合、「外野守備:軟式用グローブ」「投手:硬式用グローブ」で使い分けているのですが、硬式用グローブは正直重いです。

もちろん、モデルによる差もあるでしょうし、一概には言えない部分もあるとは思うのですが、「軟式用:皮が薄くて軽い」「硬式用:皮が厚くて重い」というのはある程度共通する特徴ではないでしょうか。

硬式用は使っていて安心感はありますが、軟式用の軽さは非常に魅力的です。「なんで敢えて重いグローブ使っているんじゃろ……」と思うこともしばしばありますので、必要がなければ軽い方が楽じゃないでしょうか。

硬式用グローブを勧めない理由③:弾きやすい

個人的にはこの理由が一番なのですが、硬式用は軟式用に比べて「ボールを弾きやすい」気がします。

お前の手入れが悪いんじゃ! と言われてしまうとそれまでかもしれませんが、同様の手入れをしていても「軟式用:軟球を弾かない」「硬式用:軟球を弾きやすい」と感じてしまいます。

特に軟式特有の激しくスピンがかかっている打球なんかは弾きやすい気が……。軟式用に比べると、使うにあたって神経を使わなければいけない印象です。個人的には無駄だなぁ……と感じてしまっています。

硬式用グローブにも良いところはもちろんあるけれど。

ここまで「硬式用グローブ」を勧めない3つの理由を書いてきましたが、硬式用にも良いところはもちろんあります。

なにより作りがしっかりしていますよね。同じグレードのグローブで硬式用と軟式用を比べると、やはり硬式用はかっちりしていて格好いいです。軟式用グローブより一段上な印象はありますよね。

また、軟式野球しか経験がない人間(自分のことですが)からすると、「硬式用」って響きに憧れちゃいませんかね……。自分はめっちゃ憧れて手をだしました。長く使えそうで、大事にしていきたいとは思っています。

次に買うなら軟式用かな?

ということで、「軟式野球に硬式用グローブを勧めない理由」でございました。

使えなくはないです。ただ、「使えなくはないけど、使いやすくはない」と感じています。敢えて使う必要があるのか? と考えると、「うーん……」と思ってしまいますね。

自分が所有している硬式グローブはオーダーグラブで、形も色も拘って作ったので、愛着があります。

ただ、軟式野球では正直持て余す部分もあり……。投手用に軟式グローブを購入することを検討しています。カープの森下投手のモデルが出たら買っちゃおうかな……。

では、また次回でございます。