草野球の話

草野球チームへの「体験参加」の心得をお伝えします!(初心者向け)

こんにちは、きじわかです。

今回は草野球チームに体験参加をする場合の心得を書いていきたいと思います。

なお、「チームの探し方」「始めるにあたって必要なもの」は以下の記事で解説していますので、よければ読んでみてください。

草野球チームへの体験参加で意識すべき点とは?

草野球チームへの体験参加の際には、以下の点を意識していただけるとよいと思います。

  • 必要なものをしっかり持っていこう!
  • 前日までに場所をしっかり確認しておこう!
  • 遅刻をしないようにしよう!
  • 挨拶をしっかりしよう!
  • キャッチボールをしてもらおう!
  • 全力で頑張ろう!
  • 雑用も頑張ろう!

順番に解説していきますね。基本的には当たり前のことばかりです。

必要なものをしっかり持っていこう!

当たり前ですが、手ぶらでいくわけにはいきません。必要なものをしっかり用意していきましょう

前回ご説明した「ジャージ・グローブ・スニーカー・キャップ」があれば最低限対応可能だと思います。

もちろん、ユニフォームやスパイク、バット等を持っている方はそれを使っていただければと思います。

また、「飲みもの・タオル」は持っていきましょう。試合中の水分補給は大事ですが、近くに自動販売機等がないこともしばしばです。予め、用意していくようにしましょうね。汗拭き用のタオルもあると便利です。

その他、「参加費」も事前に確認の上、しっかり準備していきましょう。

「体験参加のときは無料でいいよ!」と言ってくれるケースも多いとは思いますが、ひとまず払う姿勢を見せることが大事だと思います(笑)。

前日までに場所をしっかり確認しておこう!

次は場所の確認です。これ、地味にめちゃくちゃ重要です

「場所は○○ね」と言われて調べてみると、同名のグラウンドが複数あるとか、その名前だと検索にひっかからない……とかがよくあります。

一番危険なのは「荒川河川敷」などの河川敷のグラウンドですね。同じような名前のグラウンドがたくさんあります。近くまでに行ってもわからないケースも多々あります。

また「同じ名前で『A』『B』に分かれている」みたいなケースもあります。たとえば都立の石神井公園グラウンドとかがそれに該当します。

都立公園公式サイトより引用しました

Aだと思っていたらBだった! というときに、移動に意外と時間がかかります。オンタイムで間違ったほうに着いてしまうと遅刻必至なので、必ず確認しておきましょう。

いずれのケースでも「わからない場合はしっかり確認する」という対応をすれば問題は発生しませんので、注意しておきましょう! 

より具体的な集合場所を確認しちゃうのもいいですね。「集合時間になったらベンチに行きます!」など。当日迷わないようにするのが大事です。

遅刻をしないようにしよう!

もう当たり前すぎて「ナメてるのか!」と言われそうですが、非常に重要です。

特に体験参加の場合、招くチームからすると「もし来なかったらどうしよう……」という気持ちが多少はあるものです。

安心させてあげるためにも、心証を悪くしないためにも、集合時間に遅れないように気をつけましょう

ただ、トラブル等でどうしても遅れてしまう、というケースもあると思います。その場合は早めに「遅れます!」と連絡してあげてくださいね

挨拶をしっかりしましょう! 

これも当然すぎて申し訳ないレベルですが、挨拶はしっかりしましょう!

別に細かいことをいう必要はないので、「おはようございます!」とか、「よろしくお願いします!」とかだけでいいと思います。

最初にしっかり挨拶をしてしまえば、その後のコミニュケーションも円滑に進みますので、元気よく挨拶をしましょう!

キャッチボールをしてもらおう!

現地について、挨拶をして、荷物を置いて、(必要なら)着替えをしたらウォーミングアップをしましょう。グラウンドの内野の部分以外なら使っても怒られないと思いますので、軽く走ったり、柔軟をしたりしてください。

その後、キャッチボールをするのが定番の流れかと思いますが、当然ながら一人でキャッチボールをすることはできません。

友人と一緒に参加しているとかであれば特に気にしなくていいですが、一人で参加の場合は、誰かとペアになる必要があります。

基本的には「手があいてそうな人に声をかける」か「代表の人に相談する」でいいと思います。手があいていればキャッチボールしてくれると思いますし、そういう人がいない場合には代表に相談しましょう。相手をあてがってくれるはずです。

もし、ここで悪い対応をされるようなら加入は考え直した方がいいです。ちゃんとしたチームなら、新人にはきちんと気を遣ってくれますので。

全力で頑張ろう!

キャッチボールを終えた後は、大体の場合は試合開始ということになると思います。与えられたポジション・打順で野球を楽しみましょう

別に好成績を残す必要はないと思います。楽しく、全力でやれば大丈夫です。

もちろん、急に頑張りすぎて怪我をしないように気をつけてくださいね。

試合中、無理のない範囲でチームメイトと交流できるといいと思います。「ナイスバッティング!」とか「ナイピッチ!」とかで大丈夫です。いい雰囲気でやっていきましょう。

雑用も頑張ろう!

ここ、地味に重要です。体験参加で行ったときも、お客様気分でいるのではなく、雑用も頑張るようにしましょう

もちろん、特別なことをする必要はありません。個人的には以下の三つを心がければ十分だと思います。

  • ファウルボールを拾いに行く(自軍の攻撃中)
  • バット引きをする(無理して全部やる必要はないですが)
  • 終わった後のグラウンド整備を率先して行う

自軍の攻撃中のファウルボールは、一塁側・三塁側を問わず取りに行くようにしましょう。基本は攻撃側のチームの仕事です。

また、バット引き(バッターが打った後に置いたバットを片付ける)も積極的にやりましょう。次のバッターがすぐに片付けるようなら気にしなくていいですが、「誰もいかなさそうだな……」と思ったら、スッと片付けにいきましょう。

最後、グラウンド整備です。ここは絶対やりましょう! 試合終了後、すぐにグラウンド整備をする流れになると思います。用具置き場にトンボを取りに行ったりするはずなので、流れに乗って参加しましょう。細かいことがわからなくても、見様見真似でやっておけば大丈夫です(笑)。

印象が良ければ、正式入部を考えよう!

ということで「草野球チームへの体験参加の心得」を書いてまいりました。

おそらく、上に書いてあることを意識していただければ、

先輩

あの新人、感じよかったな……

と思ってくれるはずです! 特に難しいこともないと思いますので、張り切ってやっちゃいましょう!

体験参加をして、印象が良ければそのまま正式に入部してしまっていいでしょう。晴れてチーム入団です。

もし、「ちょっと引っかかるな……」と思ったら、とりあえずもう1回くらいは体験参加をしましょう。結論を急ぐ必要はありません。

ダイナミックに引っかかった場合には、入団はやめておきましょう。チームはたくさんあります。また違うチームを探した方がお互い幸せになれると思います。

なお、入るにせよ、入らないにせよ、対応は丁寧にしましょうね

狭い世界ですし、この先で対戦相手として再び巡り合う可能性も十分あります。変な遺恨を残さないためにも、多少嫌なことがあっても礼儀正しく行動しときましょう!

では、よい草野球ライフを!