こんにちは、きじわかです。
今回は「育児にまつわる睡眠時間」のお話です。
元々、寝るのが大好きだった我々夫婦。
我々夫婦は、もともと寝るのが大好きでした。平日でもできるだけ8時間近く寝たいし、体調が悪ければとりあえず寝る。疲れたなぁ……と思ったら、自分の好きなタイミングで早めに眠りにつく。そんな生活を長いこと送ってきました。
妻が妊娠中だったときも、この生活は変わらず、睡眠時間はたっぷり取れていたわけです。ショートスリーパーっていいなぁ……なんて思いつつ、自分たちにはそんな生活は無理なんだから、自分に合ったスタイルで寝ていこう、そんなふうに考えていてました。
赤ちゃんは3時間おきに授乳が必要……だと……
出産前に出産や育児の本を読むと「産まれてからしばらくは昼夜を問わず、3時間間隔での授乳が必要です」といった記載が。
「3時間起きか……大変だな。でもまあ、夫婦で協力すればそれなりには寝られるのでは……」なんて思っていました。例えば、12時に授乳して、赤ちゃんも我々も寝る。3時くらいに起きて、ミルクを飲ませてまた眠る。同じく6時くらいに……という感じで、「睡眠時間が多少細切れになるのは仕方ないかなー」なんていう、今思えばたいそう甘っちょろいビジョンを描いていました。
実際には「3時間くらいで泣き出すことが多い」「ミルクを飲ますのにも結構時間がかかる」「飲み終わったからといって、寝てくれるとは限らない」ですよね。
夜、寝る前になんとか授乳を終えて、「やっと寝られる……」と思ったそばから泣き出したりしますし、「お腹が空いたんだろう!」と思ってミルクを作ったら、意外と飲まなかったり……。こっちはこっちで眠くてフラフラしてる中なので、赤ちゃんを誤って落としちゃったりしないかヒヤヒヤしたり、全然寝てくれなくてイライラしてきちゃったり。もう大変です。
当時の流れを時系列にすると。
当時の夜の流れを時系列で書くと以下のようになります。
0:00 授乳開始
0:30息子が眠そうになり、授乳終了。オムツを変えようとすると目が冴えてしまい、息子が寝なくなる。
01:00 だっこを続けて、なんとか息子寝る。慎重にベッドに下ろすと、背中センサーが作動してギャン泣きが始まる
01:30 改めて抱っこして、ようやく再度寝る。今度はベッドに置いても起きない! 自分も就寝することにする。
02:00 いざ寝ようとすると、意外と寝られない……が、ようやくこの辺で意識を失い、就寝。
03:00 前回の授乳から3時間経っていないのに、息子の泣き声で起きる。夫婦で協力して授乳する。めちゃくちゃ眠い。前回の反省を活かし、授乳前にオムツも変える。
03:30 授乳終了。息子寝る。我々も寝る。
04:30 なぜか息子泣き始める。原因不明。お腹はまだ空かないはず……。オムツが汚れているわけでもない……。とんでもないボリュームで泣くため、近所迷惑ではないかと不安になる。
04:50 息子、さらに激しく泣く。自分もイライラしてくる。気を紛らわせるため、YouTubeを見ながら息子を抱っこし続ける。
05:00 まだ寝ない。どうしようもないので、軽く外に出てみる。環境が変わったためか? 息子泣き止む。
05:15 ようやく息子寝る。疲れ果てたが、自分もようやく寝られる。ハッピー就寝。
06:30 息子が泣き、新たな授乳ターンの幕が開く。外は明るくなっている。
とまあ、こんな感じでした。もちろん、毎日ここまで酷いわけではなかったですが、基本的には「子どもが生まれる前のように、自分の都合、自分のペースで眠ることは不可能」ですね。正直、辛かったです。子どもは大切だし、とてもかわいく、愛していますが、辛いもんは辛いです。
それでも、生まれてから3ヶ月くらいで、息子も親と同じくスヤスヤの民になってくれたので、それ以降はだいぶ楽になりました。ただ、いつまた夜泣きが始まるのかと、ビクビクしている部分はありますが……。
ワンオペなんて考えられない……!
我が家の場合、夫婦で協働して育児に励んでおりますため、一人一人の負担はある程度少なくなっていると思います。それでも辛かったです。
もしこれがお母さん一人での対応、つまりワンオペ育児になった場合、お母さんの負担は計り知れません。ただでさえ産後で身体はボロボロ、ホルモンの関係もあってメンタルも不安定……。肉体的、精神的に追い詰められてしまうのも当然だと思います。もちろん、お父さん一人で対応しなければいけないケースも同様に厳しいですよね。
各ご家庭ごとに事情は様々だと思いますが、お父さんもぜひ積極的に育児に参加して、お母さんを助けてあげてください。二人で協力して、可能なら周りの方のサポートも受けて、心を強く持って育児に取り組んでほしいと思います。
可愛いだけではないのが子育て。辛いこともたくさんあります。でも、それを補ってあまりある喜びもありますよね。一緒に頑張っていきましょう。では、また。